きな子とココアの誕生日

(きな子はとある街を歩いていた)

きな子「…はぁ、道に迷ったっす…あとお腹も空いたっす…あ？」

(とある一件の珈琲店を見つける)

きな子「あそこに喫茶店があるっす。あそこでお昼を食べるっす」

ﾄｺﾄｺ

きな子「…喫茶店…ラビットハウス…」

ｶﾗﾝｶﾗｰﾝ(鈴のついた扉を開ける)

？？「いらっしゃいませ！ようこそラビットハウスへ！」

きな子(ほへー、綺麗な店っす)

？？「こちらの席へどうぞ」

きな子「ありがとうっす」

ｽｯ(メニューを出す)

きな子「…オリジナルブランドと…サンドイッチをお願いしまっす

？？「わかりました。少々お待ちください」

5分後

？？「お待たせしました。オリジナルブランドとサンドイッチをお持ちしました」

きな子「ほわぁ…美味しそうっす。いただきますっす」　

？？「…あのぅ…すいません…。あなたはスクールアイドルのリエラの桜小路きな子さんですか？」

きな子「…そうっすけど…」

？？「わぁ！やっぱりそうなんだ！私、きな子さんの大ファンなんです！」

きな子「Σふ、ファンなんすか！？」

？？「はい！あ、あのぅ…すいません。サインお願いしていいですか？」

きな子「Σさ、サインっすか？」

？？「…あ、む、無理ならいいんですけど…」

きな子「いえ、サイン書くっす！きな子のファンに会えてきな子も嬉しいっす」

？？「わーい！ありがとうございます！」

きな子「あ、あなたの名前はなんですか？」

ココア「保登心愛です」

きな子「それじゃ特別サービスとしてココアさんの名前も書いてあげるっす」

ココア「ありがとうございます！」

ｻﾗｻﾗｻﾗｷｭｰ(サインを書く)

ココア「ありがとうございます！えへへー、あとでチノちゃんに自慢しよっと♪」

きな子「あ、コーヒー美味しかったっす。また機会があればまたくるっす」

ココア「Σあ！待って下さい！」

きな子「なんスッか？」

ココア「今日は何の日か知ってます？」

きな子「え、えーと…。あ、きな子の誕生日っすけど」

ココア「えへへー、実は私の誕生日でもあるんですよ！」

きな子「Σそうなんすか！？なんたる奇遇っす！」

ココア「もしよかったら、二人で自撮りしませんか？」

きな子「きなこでよければOKっす！」

ココア「わーい！やったー！」

きな子「自撮り棒ならきな子が持ってるっすか？」

ココア「準備いいですね」

きな子「夏美ちゃんから借りたっす。今用意するっす」

ｶﾁｬｶﾁｬ

きな子「いいっすかー？」

ココア「はい！」

きな子「それじゃ…1+1はー？」

きなココ「にー！」

ﾊﾟｼｬ!

ココア「わぁ！最高のプレゼントです！ありがとうございます！」

きな子「きな子も嬉しいっす！」

ココア「スクールアイドルのお仕事、頑張ってください！」

きな子「了解っす！」

きなココ、ハッピーバースデー