ラブライブSSR 第37章
前回のラブライブ!
https://tw1-2kun.hatenablog.com/entry/2023/06/25/152121
友歌です
…私の誕生日ですが…あれやこれやハプニングがあり、とうとう当日を迎えました…
…私、無事に生きて帰れるかな…(遠い目)
第37章 ~兆し②~
※ ※ ※ ※ ※
(夏の暑き日を照らす青い空とその光を反射する海、そして潮野香りを運ぶ海風)
雪穂「やってきたね」
亜里沙「やってたきたね」
海未「ええ、やってきましたね。この日が」
一同「友歌(ちゃん、さん)!誕生日おめでとう(ございます)!!」
パパーン(クラッカー)
友歌「…あ、あはは…あ、ありがとうございます…(苦笑」
雪穂「もう!どうしてそんな顔するの?みんなでお祝いしてるんだよ?ちゃんと嬉しい顔してよ?」
友歌「Σい、いえ、その…いや!本当に嬉しいんです!でも、その前にいろいろありましたから…」(合宿中の回想シーンを見る)
雪穂「だからごめんって!そんなにツンツンしないでよ?ね?許してよー?」(汗)
友歌「…許すも何も…本当にこんな素晴らしい誕生日パーティーを送った皆さんには感謝しています。ありがとうございます!」
雪穂「やったー!」
亜里沙「ハラショー!」
沙樹「友歌さん、改めて誕生日おめでとう。これ、私たちからのバースデープレゼントよ」
友歌「ありがとう。何かな?」
百音「開けてみてください」
友歌「うん」
ガサゴソ
友歌「Σ!?…こ、これって…まさか…」
茉莉奈「そう、『あなたのステージ衣装』よ。今まで冷たくして黙っててごめん。でもこうしたほうがすごく嬉しいでしょ?」
友歌「…は、はい!す、すごく…嬉しい…です…あ、あれ?わ、私、なぜ泣いているんだろ…」
百音「友歌さん、おめでとうございます!」
沙樹「おめでとう。これであなたもNEXT LEVELのメンバーよ」
友歌「二人とも…ありがとう…。で、でもどうしてる私がメンバーに?私はまだまだそれなりのレベルに達してないのに…?」
茉莉奈「それよ、友歌。そのことでμ'sの元メンバーでもある絵里さんたちを含めてあなたのことについて相談したのよ。今後のラブライブに向けて本当についてこれるかという話をね」
絵里「友歌、私たちはあなたがスクールアイドル部に入部してからの練習や活動の動画を見た。そして百音や沙樹から日々の出来事を聞いたわ。そうしてみんなで集まって真剣に話し合っていろいろ考えたわ。相談していろいろ考えた結果、“今日”という最高のプレゼントをしたかったのよ」
友歌「…」
海未「友歌、あなたはとても素晴らしい世界一のスクールアイドルになれます!」
にこ「ちょっと!世界一でなく大銀河No.1はこのにこよ!そこだけは忘れないでちょうだい!」
真姫「『元』でしょ?」カミノケクルクル
にこ「Σい、いいのよ!?にこは何をしても大銀河No.1なのよっ!?」
一同(笑)
友歌「…わ、私、最高の皆さんと出会えてすごく嬉しいです!ありがとうございます!」(嬉し泣き)
希「おやや?これは泣かしすぎたかな?」
友歌「いえ!最高の気分です!」
ライカ「友歌ちゃん、よくがんばったね。おめでとう。そしてようこそ、NEXT LEVELへ!」
友歌「はい!これからもよろしくお願いします!」
雪穂「ささ、友歌ちゃん。こっちには百音ちゃんが用意したバースデー会場があるよ」
※ ※ ※ ※ ※
友歌「Σ!?」
雪穂「ジャーン!すごいでしょ?もっと驚いてもいいんだよ?(笑)」
友歌「こ、この場所ってまさか…」
百音「はい、私の家のリゾートビーチとなります」
友歌「…とてもすごすぎて何も言えないよ」(笑)
百音「喜んでもらえて何よりです♪」
真姫「私も初め見た時はビックリしたわよ」
百音「いえいえ、真姫さんの所でもありませんよ」
真姫「それってイヤミかしら?」(笑)
凛「凛も初めて見た時はビックリしたにゃー!百音ちゃんは真姫ちゃんにも負けないぐらいのお金持ちにゃ!」>ω</
百音「誉めても何も出ませんよ?ケーキの他にバイキング形式で食べられるようお食事も準備してます。あとはお花のプレゼントもありますよ」
友歌「…ひまわり…?」
百音「今日は8月2日…ひまわりの花言葉は『「あなただけを見つめています」「崇拝」「愛慕』…。まさに友哥さんにぴったりの言葉だと思います」
友哥「…ありがとう!百音さん!大好き!」(笑顔で抱きつく)
一同「おぉー!?」
絵里&亜里沙「「ハッラショオゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!!!!」」(鼻血ドブシュー!!)
凛「Σ絵里ちゃんと亜里沙ちゃんが二人揃って鼻血出してるにゃ!?」OωOノノ
真姫「イミワカンナイ」┐从 廿_廿从┌
海未「と、とりあえず絵里に亜里沙は落ち着いてください!」
絵里「Σはっ!?い、一瞬、三途の川が見えたわ!?」
一同(爆笑)
友哥「…Σはっ!?ご、ごめんなさい!?」(赤面)
百音「いえいえ。ビックリしましたが、私も友哥さんのことが大好きですよ」(ウィンク)
絵里&亜里沙「こっちのゆかもねもハッラショオゥゥゥゥゥ!!」(鼻血ドブシュー!!)
凜「Σまた鼻血出したにゃ!?」OωO;
花陽「二人の周りが真っ赤な血の海だよ~!? ダレカタスケテェー!?」
茉莉奈「…ったく…これがあの伝説のμ'sの一人とその人の妹でかつスクールアイドル部副部長なのかしら…」(ため息)
詠美「同意見」(ため息)
真姫「私も二人に同意見。イミワカンナイ」
沙樹「同じく」(溜め息はなし)
にこ「絵里と亜里沙にあんな設定があったなんて知らなかったわ」
希「これぞまさに硝子の花園やね」
ことり「ねぇねぇ、そんな大惨事のなかなんだけど…未唯ちゃん、まだ寝てるよ?」
未唯「ZZZ…」
詠美「…このコ、ある意味大物だわ…」
ライカ「ははは、みんな揃って大物じゃないのか?」
雪穂「そ、そうなのかなぁ…」(苦笑)
友哥「…そういえば…操が見当たらないんですけど…どこかに行ったんですか?」
のぞえりうみにこりん「あ"」
※ ※ ※ ※ ※
操「酷いじゃないっすか!? ずっと生き埋めにしたままにして!?いくら俺でも怒りますよ!?」
海未「わ、悪かったです! だからこうして謝っているのではありませんか!」
操「整胃が見えませんね?」
海未「そ、それは最初はあなたが悪いのではないのですか!?」
凜「そーだそーだ!元はと言えば操ちゃんが悪いんだにゃ!」( `ω´)/
操「うぐっ!?そ、それに関しては織れも悪かったっす…。でも生き埋めはやりすぎじゃないっすか!?」
絵里「だからあればあなたがいきなり私と希の胸を触ったことが問題なのよ!」
友哥「Σむ、胸を触った!?」
希「実はかくかくじじかなんよ」
友哥「なるほど、それは操が悪いですね。操、やっていいことと悪いことがあるってあなたもわかるはずでしょ?」
操「…誰だ、お前?」
友歌「Σガーン!?」
花陽「操ちゃん!友哥ちゃんだよ?わからないの?」
操「ユッキーだぁ? かよちん先輩、ユッキーはこんな美人じゃないっすよ?」ケタケタケタ
友歌「Σガガーンッ!?」
百音「…操さん?」
操「なんだよ、モッチー?」
百音「ゴゴゴゴゴ」(笑顔)
操「Σヒィッ!?(ノД`)ノ」
茉莉奈「操、あんたある意味友歌をいじめたわね」
操「Σえ!?俺が!?」
海未「ことり、眼鏡を」
ことり「うん。はい、友歌ちゃん」
友歌(眼鏡をかける)
操「…」
友歌「…これでどう?」
操「…Σあっ!?ユッキーじゃん!?どしたのよ、その姿わ?」
友歌「…知らないっ!」
(くるっと回り、同時に来た方向に走り出す友歌)
操「Σどうしたんだよ?ユッキー!?オーイ!ユッキーってばー!?」
沙樹「操さん、あなたは最低ね」
操「な、なんでよ?」
沙樹「…それでも気づかないなんて…。あなたにはガッカリしたわ」
操「な、なんだと…? て、テメェ…」ギリギリ
雪穂「Σちちちちちちょっと二人ともやめてよ!?」
沙樹「…すいません…私もカッとなっていました。反省します…」
ライカ「…これは…かなりヤバイことになってきたね…」
海未「操」
操「な、なんすか?」
バチーン
操「…え?」キョトン
海未「…やはりあなたは最低です!」
操「…ど、どういうことっすか…?」
海未「これでも気づかないのですか? 友歌は泣いてましたよ」
操「泣いてた?」
海未「はい、泣いてました。それでもわからないのですか?」
操「だからわかんないっすよ!?何で俺がビンタされるんすか!?」
海未「…!」
ガシ!
海未「絵里!?」
絵里「海未、そこまでよ。それ以上やったらあなたも最低になるところだったわよ」
海未「…Σ…私としたことが…取り乱してしまいました…。操、申し訳ありません」
操「…ったく…ユッキーといい、サッキーといい、とどのつまりはうみみん先輩といい…ほんっとうにマジ意味がわかんねぇよ!ちくしょう!」
(操も友歌が使った方に走り出す)
りんぱな「操ちゃん…」
まきにこ「…」
ことり「…海未ちゃん、どうしよう…このままじゃライカちゃんの言ったとおり、まずいことになっちゃうよー…」
茉莉奈「…いえ、ことりさん。このままだと最悪、ラブライブ予選はおろか、NEXTLEVELは今日解散してしまいます」
ことり「Σえっ!?」
亜里沙「Σそ、そんなのいやだよー!?」
ことり「…こういう時に穂乃果ちゃんがいたらいいのに…」
希「ことりちゃん、それは絶対に言わない約束やで」
ことり「で、でも…」
真姫「…ああ!もう!じれったい!私のほうこそ意味わかんないわよっ!ことり!これは友歌たちの問題なの!私たちには関係のないよ!」
ことり「で、でも…」
にこ「でももヘチマもないわよ。真姫の言ったとおり、これはNEXTLEVELの問題なの。にこたちが突っ込み問題ではないの」
雪穂「そうです、ことりさん。これは私たちNEXTLEVELの問題です。私たちの問題は私たちが片付けます」
ことり「雪穂ちゃん…」
海未「雪穂、立派なリーダーになりましたね」
雪穂「…いえー、海未さん…私はリーダーではなく…リーダーはライカであって…私は部長という立場であって…その問題を片付けるのが部長である私の役目なんですよねー…あははー…」(滝汗)
海未「いえ、それでも私の中の雪穂は立派なリーダーです。自信を持ちなさい」
雪穂「はい!」
絵里「亜里沙、あなたも雪穂のことをサポートするのよ?」
亜里沙「うん!だって私は副部長なんだから!部長を支えるのが亜里沙なんだ。そあだよね?雪穂」
雪穂「うん、そうだよ!亜里沙、こんな私だけど着いてきてくれる?」
亜里沙「もちろん!без проблем!!(問題なし!)」
ことり「海未ちゃん。ことりたち、ジマンできる後輩ができて嬉しいよ」
海未「私もです。私たちがNEXTLEVELをサポートできるのはここまでです。あとは雪穂たちに委せましょう」
花陽「雪穂ちゃん!」
雪穂「Σは、はい!何でしよう!?」
花陽「私たちができるのはここまでだけど"…私はNEXTLEVELのことを応援してるから!だってこんな自慢げできる後輩がステキなスクールアイドルになれるなんて…私、本当に幸せだよ!」
凛「凛もだにゃー!」>ω</
希「ウチも応援するよー。なんならウチが占ってあげよっか?」
雪穂「いえ、大丈夫です。私たちの道は私たちで切り開きます。それがNEXTLEVELですから」
絵里「その気持ちは絶体に忘れないでね。このかしこいかわいいエリーチカとの約束なんだからね♪」
亜里沙「お姉ちゃん。その台詞、なんか恥ずかしくない?」
絵里「なんですって?このー!」
絵里「わー!お姉ちゃんが怒ったー(笑)」
にこ「もうにこたちは必要ないわね」
真姫「そのようね」カミノケクルクル
雪穂「それじゃみんな、友歌ちゃんと操ちゃんを探しにいくよ!」
一同「おー!」
続く